2. Researchat.fmの録音と編集環境
2019年07月24日
By Soh
Audio recoding編
基本的にわれわれは地理的にも国境的にも離れた3点で収録を行っています。そのため、Discordで音声チャットをつなぎ会話しつつ、ローカルで起動したGarageBandで編集用の音を録音しています。Discordでの音声は編集に使っていません。マイクは3人ともBlue Yetiというマイクを使用しています。また、ゲスト収録の場合は、Discordでの音声とローカルの音声をmixして流す必要があるため、Soundflowerというミキサーを仮想的に実現するソフトウェアを利用しています。
Post production編
Audio files
- GarageBandで録音をしたあと、プロジェクトファイルの中に生のWAVファイルがあるので、これをまず適当な場所にコピーします。このファイルをPost productionでは利用します。
Softwares
Audacity
-
該当する音声を開き、3-5秒程度の無音部分を選択します。無音以外の音声が入っている領域だとうまくいかない。選択ツールを使って以下のような感じ:
Menu
->Effect
->Noise Reduction
->Get Noise Profile
を選択して、ノイズのサンプリングします。- 再び
Menu
->Effect
->Noise Reduction
を選択するとok
ボタンが押せるので、トラック全体に適用します。パラメタはデフォルトで問題ないかと思います。 - 適用したのち、いくつか適当な領域を聞いてホワイトノイズ等が消えていることを確認しています。
File
->Export
からAIFF (Apple) Signed 16-bit PCM (未圧縮フォーマット)で書き出し、トラックの数だけ繰り返します。
Levelator
- ノイズリダクションしたAIFFファイルをすべてドラッグアンドドロップします。
- 勝手にコンプレッションして、音声ファイルと同じディレクトリにファイルを書き出してくれます。
- ノイズが消えて、コンプレッションがかかったWAVファイル、これらをGarageBandに読み込ませて編集作業を開始します。
Chapter
- 編集が終わったらGarageBand上で192kbpsで音声を書き出し、Forecastというソフトウェアでmp3にチャプターをつける場合もあります。
- Tipsとしては編集している最中に話題の変わる時間をメモしておくとこの作業は大変楽になります。